Googleビジネスプロフィールで複数店舗を登録・一括管理する方法|2店舗目の追加手順も解説

複数店舗のgbpを管理する方法を紹介する記事

Googleビジネスプロフィールは、複数店舗を1つのGoogleアカウントでまとめて管理できます。「2店舗目をどう追加するの?」「何十店舗もあるけど一括で登録できない?」——複数店舗の登録は、店舗数によって最適なやり方が変わります。

この記事では、Googleビジネスプロフィールで複数店舗を登録・管理する方法を、「2店舗目を追加する場合」と「多店舗をまとめて登録・管理する場合」に分けて、店舗MEOを運用してきたsmartMEOの現場視点で解説します(旧「Googleマイビジネス」から店舗を追加したい方にも対応しています)。

この記事でわかること
  • 複数店舗は1つのアカウントで管理できる(基本の考え方)
  • 2店舗目を追加する手順(10店舗未満の場合)
  • 多店舗をまとめて登録・管理する方法(ビジネス拠点グループ=一括管理)
  • 一括登録(インポート)が使える条件と手順
  • 複数店舗運用で失敗しないための注意点

複数店舗の登録は、次の3点を押さえれば迷いません。

POINT 1複数店舗は1つのアカウントで管理できる
POINT 29店舗以下は1店舗ずつ追加する
POINT 310店舗以上は一括登録(インポート)が使える

店舗数で最適な方法が変わります。まずは自社が何店舗を管理したいかを確認しましょう。

複数店舗は1つのアカウントで管理できる

Googleビジネスプロフィールは、1つの住所ごとに1つのプロフィールが存在します。ホームページのように1サイトで全店舗を管理する形ではありませんが、複数店舗のプロフィールを、1つのGoogleアカウントでまとめて管理できます。2店舗目・3店舗目を出しても、新しくアカウントを作り直す必要はありません。

多店舗を効率的に管理したい場合は、Googleが用意する「ビジネス拠点グループ」という仕組みを使います。これは複数のプロフィールをまとめて管理・共有するための「共有フォルダ」のような機能です(旧称は「ビジネスアカウント」。以前のGoogleマイビジネスの画面では「ビジネスグループ」と表示されていました)。

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネス拠点グループを作成、管理する」

管理したい店舗数 おすすめの登録方法
1〜9店舗 1店舗ずつ追加する(一括登録は使えない)
10店舗以上 一括登録(インポート)が使える
まず店舗数を確認
一括登録(インポート)が使えるのは、Google公式の条件で「10店舗以上」の場合です。9店舗以下は1店舗ずつの追加になります。自社が該当する方の手順に進んでください。

2店舗目を追加する手順(1〜9店舗の場合/店舗追加)

管理したい店舗が1〜9店舗の場合、一括登録は使えないため、1店舗ずつ店舗追加をしていきます。とはいえ、同じGoogleアカウントで追加していけば、まとめて管理できます。旧「グーグルマイビジネス」から使っている方も、操作の考え方は同じです。スムーズに進めるために、次の準備をしておきましょう。

登録前に準備しておく2つのこと

  • 管理用のGoogleアカウントを1つに揃える:複数店舗は1つのアカウントでまとめて管理できます。最初にアカウントを統一しておくと、後の管理が楽になります。
  • 店舗情報の一覧をExcelなどにまとめる:4店舗以上ある場合は、店名・カテゴリ・住所・電話番号・URLをリスト化しておくと入力がスムーズです。コピー&ペーストできるPCでの登録がおすすめです。
登録に必要な情報 ポイント
ビジネス名 「H2カフェ 青山店」など店舗を区別できる正式名称
ビジネスカテゴリ Google既定のカテゴリから選択(同業態なら1店舗目をコピー)
郵便番号・住所 住所に対して正しい郵便番号を入力
電話番号 店舗の固定番号が望ましい
ウェブサイトURL 後からでも登録可能だが最初に入れておくとよい

準備ができたら、Googleビジネスプロフィールにログインし、プロフィールの追加から2店舗目以降を登録します。1店舗ずつオーナー確認を行えば、同じアカウントで複数店舗を管理できるようになります。

※ 新規プロフィールの基本的な追加手順は、カテゴリ登録の記事など各機能の解説記事もあわせてご覧ください。

多店舗をまとめて登録・管理する方法(10店舗以上)

店舗が10店舗以上ある場合は、一括登録(インポート)が使えます。スプレッドシートに全店舗の情報を入力してまとめてアップロードする方法です。ただし利用には条件があります。

一括登録が使える条件
・登録したい店舗が10店舗以上あること
・会社・店舗のウェブサイトのドメインがあること(そのドメインのメールアドレスでGoogleアカウントを作成する必要があります)
この2つを満たさない場合は、1店舗ずつの登録になります。

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「一括指定するビジネス情報の管理の概要」(「ビジネス拠点が10以上ある場合は、一括で追加、オーナー確認、管理できます」)

一括登録(インポート)の5ステップ

画面表示について
管理画面のデザインはGoogleにより随時更新されます。「ビジネス拠点グループ」など名称やボタン位置が画像と異なる場合がありますが、「ドメインでアカウント作成→グループ作成→テンプレートで一括インポート→一括オーナー確認」という流れは共通です。

一括インポート用スプレッドシートの入力ルール(Google公式)

一括アップロード用スプレッドシートには、Google公式が定める入力形式があります。守らないとエラーで登録できないため、次のルールに沿って入力します。

項目 Google公式の入力ルール
住所 都道府県・郵便番号は別欄に入力し、それ以外の住所(市区町村含む)を住所欄に記載。1行は全角40文字・半角80文字以内、住所は最大5行(1行目は必須)
郵便番号 先頭が「0」で始まる場合、ゼロが自動削除されないようスプレッドシートの書式を設定する
カテゴリ 選択したカテゴリは、すべてのビジネスで同じである必要がある(Google既定のカテゴリのみ)
ビジネス名 100文字以内。頭字語(略語)は4文字以下。語頭を大文字にし、すべて大文字だけにはしない
ビジネスコード(店舗コード) 半角64文字以内。前後に余分なスペースを入れず、特殊文字やURLは含めない

出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「一括アップロード用スプレッドシートを作成する」「一括アップロードの住所形式」

カテゴリが業態ごとに違う場合
公式ルールでは「カテゴリは全ビジネスで同じ」が原則です。業態が異なる店舗が混在する場合は、業態ごとにグループを分けて一括アップロードするか、共通のメインカテゴリで登録してから個別に追加カテゴリを設定します。同業態なら、先に1店舗だけ登録して該当カテゴリを確認しておくとスムーズです。

複数店舗の管理に役立つ3つのポイント

店舗コード(ビジネスコード)を使って管理する

ビジネス情報には「店舗コード(ビジネスコード)」を入力できます。店舗数が多いと、屋号での検索や目視での特定が大変になります。自社で店舗を分類するコードがある場合は、Googleビジネスプロフィールにも店舗コードを入れておくと、目的の店舗をすぐ検索できて便利です。

入力する際は、Google公式のルール(半角64文字以内・前後に余分なスペースを入れない・特殊文字やURLを含めない)に沿って設定します(出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「一括アップロード用スプレッドシートを作成する」)。

ビジネス情報に店舗コードを入力する欄
店舗コードを入れておくと、多店舗でも目的の店舗をすぐ検索できる。

通知機能で進捗・エラー・更新を確認する

一括インポート後は、ビジネス情報一覧画面にデータが仮登録されます。「すべてのビジネス情報」タブから、オーナー確認の有無やGoogle側の変更など、確認が必要な項目をソートして表示できます。エラーや要対応をここでまとめてチェックしましょう。

「ユーザー」を追加して管理を分担する

登録が終わっても、写真追加・口コミ対応・最新情報の更新など、店舗ごとにやることは続きます。複数店舗を運用するなら、店長やエリアマネージャーを「ユーザー」として追加し、分担して管理するのがおすすめです。ビジネス拠点グループなら、メンバーごとにアクセス権を安全に共有できます。

複数店舗運用で失敗しないための注意点

複数店舗のNG・注意
同じ店舗を重複して登録しない:誤って同一店舗を2つ作ると、評価が分散し表示にも悪影響が出ます(重複してしまった場合の対処は別記事で解説)。
店名・住所・電話番号(NAP)を全店舗で正確・一貫させる:表記ゆれは検索での評価を下げる要因になります。
実在しない店舗・営業していない住所は登録しない:ポリシー違反でアカウント停止のリスクがあります。

よくある質問

Googleビジネスプロフィールで複数店舗を1つのアカウントで管理できますか?
できます。複数店舗のプロフィールを1つのGoogleアカウントでまとめて管理できます。2店舗目・3店舗目を出しても新しくアカウントを作り直す必要はありません。多店舗を効率的に管理するには「ビジネス拠点グループ」を使います。
2店舗目を追加するにはどうすればいいですか?
既存のGoogleアカウントにログインし、プロフィールの追加から2店舗目を登録してオーナー確認を行います。9店舗以下は1店舗ずつの追加になりますが、同じアカウントで管理すればまとめて運用できます。
複数店舗を一括で登録できますか?
登録したい店舗が10店舗以上あり、かつ会社・店舗のウェブサイトのドメインがある場合は、スプレッドシートを使った一括登録(インポート)が使えます。9店舗以下、またはドメインがない場合は1店舗ずつの登録になります。
ビジネス拠点グループとは何ですか?
複数店舗のプロフィールをまとめて管理・共有するための「共有フォルダ」のような機能です(旧称はビジネスアカウント、旧マイビジネスの画面では「ビジネスグループ」と表示)。メンバーごとにアクセス権を分けて、複数人で安全に管理できます。
複数店舗の登録で気をつけることは何ですか?
同じ店舗を重複して登録しないこと、店名・住所・電話番号(NAP)を全店舗で正確・一貫させること、実在しない店舗を登録しないことです。特に重複登録は評価が分散し、表示に悪影響が出るため注意が必要です。

まとめ

Googleビジネスプロフィールでは、複数店舗を1つのアカウントでまとめて管理できます。ポイントは店舗数です。1〜9店舗は1店舗ずつ追加10店舗以上(かつドメインあり)は一括登録(インポート)が使えます。多店舗を効率的に運用するなら、ビジネス拠点グループでアクセス権を分担し、店舗コードや通知機能を活用しましょう。

まずは自社が管理したい店舗数を確認し、該当する方法で登録を進めてみてください。

h.makino(MEO・Webマーケティング 戦略設計)
h.makino
smartMEO / MEO・Webマーケティング 戦略設計

店舗集客の戦略設計を5年以上手がけ、多くの店舗のMEO対策を運用。GBPの立ち上げから投稿運用・キーワード設計・順位モニタリングまでを一貫して担当。MEO単体で終わらせず、SEO・広告・CVR改善まで含めた集客全体の設計を得意とする。MEO TIMESでは編集・執筆・監修を担う。

担当:MEO戦略設計 / 新規MEO立ち上げ / MEO投稿ライティングMEO対策チームを見る
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