Googleマイビジネスの「Googleによる変更」とは? 対処法について紹介

Googleによる変更

Googleマイビジネスを運用していると、たまに「Googleによる変更」という表示がされることがあります。
「Googleによる変更」は、ユーザーからの報告や外部コンテンツのさまざまなソースから情報を総合的に判断し、Googleが変更を加えています。

ここでは、「Googleによる変更」とは何か、「Googleによる変更」があったときの対処法や「Googleによる変更」が発生しないようするためのコツを説明していきます。

「Googleによる変更」とは

「Googleによる変更」は、ユーザーからの情報修正の報告やポータルサイトといった外部コンテンツのさまざまなソースから情報を総合的に判断し、Googleが変更を加えています。
それによって変更されたマイビジネスは、管理画面のホームに「Googleによる変更」というステータス付きで表示されます。

 

「Googleによる変更」ステータスの表示場所

 

 

「Googleによる変更」の種類

 

  • オレンジ
    Googleが追加した情報

 

オレンジ文字はGoogleが追加した情報

 

  • オレンジ
    Googleが削除した情報

 

オレンジ文字に一本線が入っているのはGoogleが削除した情報

 

  • グレー
    Googleが置き換えた情報(置き換えられた情報はオレンジ色で表示)

 

グレー文字に一本線が入っているのはGoogleが置き換えた情報

 

  • 黒(または白)
    Googleによる変更なし

 

黒文字(または白文字)はGoogleによる変更なし(問題ない情報)

 

ユーザーはどこから情報修正の報告をしている?

情報修正の報告はGoogleアカウントを持っている人なら誰でも簡単に報告することができます。

Google検索でビジネスを検索すると現れるナレッジパネルから、「情報の修正を提案」をクリックすることで情報修正の報告ができます。

 

「情報の修正を提案」

 

情報修正の提案内容詳細

 

情報修正の提案があったとき必ずしも変更が入るわけではなく、Googleが編集内容を審査するため、修正不要と判断された情報は「Googleによる変更」は発生しません。
嫌がらせなどによる情報修正の報告は、この時点で却下されることが大半なので不要な変更が入ることはありません。

情報修正を提案したユーザーは、下画像のように表示されます。

 

情報修正後に修正提案したユーザーから見た画面

 

「Googleによる変更」があったときの対処法

「Googleによる変更」は、マイビジネスオーナーが自身で承認、却下、編集をすることができます。
Googleマイビジネスにログインし、ビジネスページの「情報」から変更可能です。

変更内容を編集する場合

Googleの変更内容に誤りがある場合は、「Googleによる変更」があったセクションを選択し正しい情報を入力または選択します。
設定が完了したら「適用」をクリックして完了です。
編集、却下する場合はこの方法を取りましょう。

 

正しい情報を入力または選択して適用をクリック

 

すべての変更を承認する場合

「Googleによる変更」をすべて承認する場合は、ページ上部にある「変更をすべて承認」をクリックしましょう。
また、修正するセクションだけ編集してから「変更をすべて承認」という方法でも問題ありません。

 

「すべてを承認」をクリック

 

「Googleによる変更」が発生しないようにするコツ

冒頭でも既述したように、「Googleによる変更」はユーザーからの情報修正の提案や、外部コンテンツなどのさまざまな情報を基に総合的に判断して変更が加わります。
Googleマイビジネスの情報が外部コンテンツの情報と比べて少数派であるため、変更が加えられているということが考えられるのです。

たとえば、営業時間が変更して11:00~15:00から11:00~16:00になった場合、Googleマイビジネスでは情報修正して11:00~16:00にしたのにも関わらず、外部コンテンツでは情報編集をしなかったことから、Googleは情報量が多い11:00~15:00が正しいと判断し、情報修正を加えてしまいます。

「Googleによる変更」が発生するたびに正しい情報に戻していくのはとても手間がかかり面倒ですよね。
つまり、外部コンテンツの情報をGoogleマイビジネスの情報に合わせて修正していくことで、「Googleによる変更」をグッと減らすことができるのです。
自身が管理している外部コンテンツの情報修正をしていくことをおすすめします。

外部コンテンツとGoogleマイビジネスの情報が一致していると、Googleに情報が正しいと判断されやすくなり、ユーザーからの情報修正の数も減らすことができるでしょう。
MEO対策の一環としても非常に効果があるので、情報はしっかり統一していきましょう。

MEO対策については、MEO対策とは?集客を上げるための上位表示に欠かせない13の施策で詳しく説明していますので、あわせてご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?「Googleによる変更」は、ユーザーからの情報提供や外部コンテンツの情報を総合的に判断してGoogleが変更を加えたときに発生します。
ユーザーからの情報修正の提案方法はとても簡単ですが、「Googleによる変更」は必要かどうかはGoogleが審査しているので、嫌がらせなどによる変更はまず入らないと考えていいでしょう。

「Googleによる変更」が誤りの情報だった場合は、外部コンテンツの情報が古いか、間違いの可能性があります。
何度も同じ個所で修正が入る場合は、外部コンテンツの見直しをするといいでしょう。
Googleマイビジネスと外部コンテンツの情報を合わせることは、MEO対策の一環としても非常に効果的なので、集客を増やすためにも必ずやっておきましょう。

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