Googleビジネスプロフィールのカテゴリは、Googleマップ集客(MEO)で見つけてもらえるかを左右する最初の設定です。ただしカテゴリは自由入力ではなく候補からの選択式のため、「自分の業種に合う名称が出てこない」とつまずく方が多いポイントでもあります。
この記事では、カテゴリ一覧の探し方から、メインカテゴリ・追加カテゴリの違い、登録・変更の手順(PC・スマホ)、MEO順位への影響までを、Google公式ヘルプをもとに、店舗のMEO対策を数多く運用してきたsmartMEOの視点で解説します。
- Googleビジネスプロフィールのカテゴリとは(メイン・追加の違い)
- 数千種類あるカテゴリ一覧から、自店に合う名称を探すコツ
- 新規登録時にカテゴリを設定する手順
- 登録済みのカテゴリを変更する手順(PC・スマホ)
- 追加カテゴリを登録する手順(PC・スマホ)
- カテゴリ選びで失敗しないための注意点(Google公式ガイドライン準拠)
- テイクアウト・デリバリーは「カテゴリ」ではなく「属性」で設定する
カテゴリ設定は、次の3つを押さえれば失敗しません。
カテゴリは多く設定するほど良いわけではありません。Googleも「中心となる事業内容を示すカテゴリのみを、可能な限り少なく」設定することを推奨しています。
Googleビジネスプロフィールのカテゴリとは
Googleビジネスプロフィールのカテゴリとは、ビジネスの事業内容(業種)を表す設定項目で、そのサービスを探しているユーザーに自店を結びつける役割を果たします。たとえばメインカテゴリを「ピザレストラン」に設定すると、その地域で「レストラン」「イタリアン」「ピザ」を検索したユーザーのローカル検索結果(マップ検索)に表示される可能性が生まれます。
カテゴリには「メインカテゴリ」と「追加カテゴリ」の2種類があります。Google公式ヘルプでは、メインカテゴリについて「ビジネスの説明として最も近いメインカテゴリを選択してください」、追加カテゴリについて「特定の部門やサービスについてユーザーに知らせるには、追加カテゴリを選択します」と説明されています(出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「業種を管理する」)。
メインカテゴリと追加カテゴリの違い
| 項目 | メインカテゴリ | 追加カテゴリ |
|---|---|---|
| 役割 | 事業の中心を表す | 補足のサービス・部門を表す |
| 設定 | 必須(1つだけ) | 任意(複数可) |
| 順位への影響 | 大きい | メインを補完する |
| 選び方の例 | スーパー | ベーカリー・デリカテッセン |
メインカテゴリは事業を一言で表す「看板」、追加カテゴリはそれを補う「サブの説明」と考えると分かりやすいでしょう。Google公式ヘルプでは、メインカテゴリが「スーパー」の店舗が、店内のパン売り場や惣菜売り場を知らせるために「ベーカリー」「デリカテッセン」を追加カテゴリに設定する例が挙げられています。
カテゴリ(ビジネスカテゴリ)はMEOの検索順位に影響する
Googleビジネスプロフィールのカテゴリ(ビジネスカテゴリ)設定は、Googleマップでの表示順位(MEO)に直接関わります。Google公式ヘルプには「選択したカテゴリは、Google のローカル検索結果のランキングに影響します」と明記されています(出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「業種を管理する」)。実務では「GBPのカテゴリ設定」とも呼ばれ、MEO対策の基本項目として最初に見直すべきポイントです。
ただし、カテゴリはランキングを決める数多くの要素の一つです。「このカテゴリにすれば◯位上がる」といった単純なものではなく、事業内容に正確に合ったカテゴリを選ぶことが、結果的に関連性の高い検索での表示につながります。他メディアで見かける「間違ったカテゴリで順位が◯位下がる」といった具体的な数値は、出典が確認できないものが多いため、本記事ではGoogle公式が明言している範囲でお伝えします。
Googleビジネスプロフィールのカテゴリ一覧の探し方
「自分の業種のカテゴリ名が候補に出てこない」——これはカテゴリ設定で最も多いつまずきです。Googleのカテゴリは数千種類あり、Googleは全カテゴリの公式な一覧ページを提供していません。そのため、管理画面の入力欄で「探し方のコツ」を知っておくことが重要になります。
コツ1|キーワードを言い換えて検索する
カテゴリ入力欄は、単語を入れると候補が表示される仕組みです。思った候補が出ないときは、言い換え・上位概念・別の呼び方で再検索してみてください。候補は業種の一般名称で登録されているため、店独自の呼称ではヒットしないことがあります。
| 出てこないとき | 言い換えの例 |
|---|---|
| 「まつエクサロン」 | まつ毛エクステ / まつげエクステ専門店 / ビューティーサロン |
| 「町中華」 | 中華料理店 / 中華料理 / 飲食店 |
| 「パーソナルジム」 | パーソナルトレーナー / フィットネスジム / ジム |
| 「リペア店」 | 修理店 / 携帯電話修理店 / 靴修理店(対象を具体化) |
「専門的な呼び方 → 一般的な呼び方」「サービス名 → 業種名」の順に、少しずつ範囲を広げて試すのがコツです。
コツ2|競合店が設定しているカテゴリを参考にする
狙っている検索キーワードで実際にGoogleマップを検索し、上位に表示されている同業店のプロフィールを見てみましょう。プロフィールには業種(カテゴリ)が表示されているため、「同業のトップ店がどのカテゴリを選んでいるか」が自店選びのヒントになります。
コツ3|業種別のよくあるカテゴリから当たりをつける
主要業種でよく使われるカテゴリの例です。まずはこのあたりで検索し、より自店に合う候補が出るか確認してみてください。
| 業種 | よくあるメインカテゴリ例 |
|---|---|
| 飲食 | レストラン / 居酒屋 / カフェ / ラーメン店 / 焼肉店 |
| 美容 | 美容院 / ネイルサロン / エステサロン / 理髪店 |
| 医療 | 歯科医院 / 皮膚科 / 内科 / 整体院 / 接骨院 |
| 士業 | 税理士 / 行政書士 / 司法書士 / 弁護士事務所 |
| 小売 | 衣料品店 / 雑貨店 / 花屋 / 書店 / メガネ店 |
※ カテゴリ名はGoogle側で追加・整理されることがあります。実際の管理画面で表示される候補を優先してください。
新規で「カテゴリ」を登録する方法
まず、新規でGoogleビジネスプロフィールを作成するときのカテゴリ登録手順です。新規登録の途中でメインカテゴリの設定を求められます。カテゴリは事業全体を表す最も近いものを1つ選びましょう。
下記URLから登録を開始します。
https://www.google.com/business/

ビジネス名・所在地を入力して進むと、カテゴリの登録画面が表示されます。事業に最も近いカテゴリを入力し、表示された候補から選択します(自由入力ではなく候補からの選択式です)。


選び終えて「次へ」を押せば、新規登録時のカテゴリ設定は完了です。
既存の「カテゴリ」を変更する方法
すでにGoogleビジネスプロフィールを登録している場合は、カテゴリを後から変更できます。PC版・スマホ版に分けて手順を説明します。現行の管理画面では「プロフィールを編集」→「業種(カテゴリ)の編集」から操作します。
PC版での変更手順
スマホ版での変更手順
変更後、いつから反映される?
カテゴリを変更すると、内容によってはGoogle側で再確認(オーナー確認や審査)が入る場合があります。反映までの時間はケースによって幅がありますが、一般的な目安として、表示への反映は数時間〜数日、検索順位への影響が見えてくるまでは1〜2週間程度かかると言われています。変更直後に順位が動かなくても、しばらく様子を見ることが大切です。
「追加カテゴリ」を登録する方法
メインカテゴリだけでは伝わらないサービスがある場合は、追加カテゴリを設定できます。追加カテゴリもメインと同じく選択式です。PC版・スマホ版それぞれの手順を紹介します。
PC版での追加手順
スマホ版での追加手順
GBPのカテゴリ(追加カテゴリ)は何個まで設定できる?
実務上は「メイン1つ+追加9つ=合計10個まで」が共通認識として広く知られています。ただし、GBP(Googleビジネスプロフィール)公式ヘルプには追加カテゴリの明確な上限数の記載は現在ありません。数を追う必要はなく、次の「注意点」で述べるとおり、事業の中心に関わるカテゴリだけを厳選するのが正しい設定方針です。
カテゴリ選びで失敗しないための注意点
カテゴリは「たくさん設定するほど有利」ではありません。むしろ逆で、関係の薄いカテゴリを増やすと事業内容がぼやけ、かえって表示されにくくなることがあります。
Google公式ガイドラインでは、「カテゴリ一覧の中から、中心となる事業内容を示すカテゴリのみを可能な限り少なく選択する」ことが推奨されています(出典:Google ビジネス プロフィール ヘルプ「Google に掲載するビジネス情報のガイドライン」)。
また、メインカテゴリを適切に設定すれば、関連する一般カテゴリはGoogle側が自動的に補ってくれる仕組みがあります。たとえば「ゴルフリゾート」を選ぶと、Googleのシステム内で「リゾートホテル」「ホテル」「ゴルフコース」といった、より一般的なカテゴリも関連づけられます。無理に自分で追加カテゴリを盛る必要はありません。
・実際に提供していないサービスのカテゴリを設定する
・頻繁にメインカテゴリを変更する(事業内容が不安定と見なされるおそれ)
・「多く設定すれば表示されやすい」と誤解して盛りすぎる
テイクアウト・デリバリーは「カテゴリ」ではなく「属性」で設定する
「テイクアウトやデリバリーに対応していることを伝えたい」という場合、これはカテゴリではなく「属性」で設定するのが正しい方法です。属性とは、店内飲食・テイクアウト・デリバリー・バリアフリー対応など、ビジネスの特徴をユーザーに知らせる補足情報です。

メインカテゴリはあくまで事業の中心となる業種(例:レストラン、寿司店)を選び、テイクアウト・デリバリーへの対応は属性で示す——この使い分けを覚えておくと、カテゴリ欄がすっきりし、検索での関連性も保てます。
よくある質問
Googleビジネスプロフィールのカテゴリ一覧はどこで見られますか?
メインカテゴリと追加カテゴリの違いは何ですか?
カテゴリは何個まで設定できますか?
カテゴリはMEOの検索順位に影響しますか?
テイクアウトやデリバリーはカテゴリで設定しますか?
カテゴリを変更すると順位はすぐ変わりますか?
まとめ
Googleビジネスプロフィールのカテゴリは、MEOで見つけてもらうための土台となる設定です。ポイントは3つ。メインカテゴリは事業の中心を1つだけ選ぶこと、追加カテゴリは補足サービスを厳選して足すこと、そして候補に無いときは言い換えて探すことです。
カテゴリは多く設定するほど良いわけではなく、Google公式も「中心となる事業内容を示すカテゴリのみを可能な限り少なく」設定することを推奨しています。まずは自店のメインカテゴリが事業内容に本当に合っているかを、この記事の探し方を使って見直してみてください。
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