MEO対策といえば、Googleビジネスプロフィールの対策が有名ですが、Yahoo!プレイスのMEO対策を聞いたことはありますか?
実はYahoo!プレイスのMEO対策とGoogleビジネスプロフィールのMEO対策には関連性もあります。
ここではYahoo!プレイスとは何か、Yahoo!地図、Yahoo!ロコとの関係性やその重要性と登録方法についてご紹介します。
Yahoo!プレイスの使い方や利用目的を理解して有効活用していきましょう。
Yahoo!プレイスとは
Yahoo!プレイスはYahoo!JAPANが展開する多様なサービス(Yahoo!地図、Yahoo!ロコ、Yahoo!ビューティー)に連携されているお店やビジネスの情報を入稿するツールです。
Yahoo!プレイスから登録された情報はYahoo!各種のサービスで表示されます。下の画像はYahoo!MAPに表示された店舗情報です。
ここに表示されているお店の情報を入力できるのがYahoo!プレイスです。
Googleビジネスプロフィール(旧:Googleビジネスプロフィール)を聞いたことがある人は多いかと思いますが、簡単にご説明するとYahoo!プレイスはGoogleビジネスプロフィールのYahoo!バージョンです。
Yahoo!プレイスのメリット
Yahoo!プレイスを利用するメリットをご紹介します。
多くの人にアピールできる
Yahoo!JAPANを利用しているユーザー数は月間で約8400万人いるといわれています。(Yahoo! JAPAN媒体資料(2021年3月版)参照)。
最近はGoogleが主流になっていますが、Yahoo!を利用している約8400万人にアプローチするにはYahoo!プレイスが一番良い方法です。
Yahoo!プレイスに登録している店舗情報と登録していない店舗情報では表示されたときの差が歴然です。アピールするためには必ず登録するようにしましょう。
情報をまとめて管理できる
Yahoo!プレイスを登録するだけでYahoo!地図、Yahoo!ロコ、Yahoo!ビューティーなど、Yahoo!JAPANが展開する多様なサービスの情報をまとめて一括で管理・編集することができます。
たくさんの情報を一つ一つ管理するのはとても手間がかかるので、様々なYahoo!サービスをまとめて管理できるだけでも利用する価値があります。
無料で利用できる
Yahoo!プレイスの利用料金はGoogleビジネスプロフィール同様無料です!
追加料金もなく、完全無料で利用できるのは嬉しいポイントですね。
登録方法について
それではさっそく登録方法をご紹介します。
1.Yahoo!プレイスの公式ページにアクセス
まずはYahoo!プレイスの公式ページを開き、「お申し込み」または「無料でお申し込みする」ボタンをクリックします。
お申し込み前の注意事項を確認して進んでください。
2. お申し込み情報の入力
申込に必要な情報を入力して内容を確認します。
※会社情報の下に施設情報の入力欄がありますので、会社情報に間違って店舗の情報を登録しないように気を付けてください。
3. 確認用URLを開いてメール認証
入力情報の確認が終わると登録したメールアドレスにメールが送信されますので、「お申し込み確認用URL」をクリックし、認証を完了させます。
4. 電話認証
お申し込みから3~7営業日前後で平日10:00~19:00の時間帯でYahoo!プレイスの担当者より登録した「店舗番号」または「審査用電話番号」に0178-86-1580(発信専用)から電話がかかってきて以下のことを確認されます。
- 店舗情報の確認
- オーナー確認(登録者本人確認)
- 登録したメールアドレス
もし、電話に出られなかったときにはYahoo!プレイスより電話対応可能な時間を問うメールが送られてきます。
メールに返信をせず、1週間が過ぎてしまうと自動的に登録キャンセル(審査落ち)になりますのでご注意ください。
5. 管理画面にログインして店舗情報を入力
電話番号認証が終わって1~2日後にYahoo!プレイスの管理画面リンク、IDとパスワードがメールに届きます。ログインし、必要な店舗の情報を埋めていきましょう。
Googleビジネスプロフィールとの比較
共有点
Yahoo!プレイスはGoogleビジネスプロフィールと共通点が多くあります。
共通する機能として下記のものがあります。
1.基本情報の登録ができる
2.口コミ返信ができる
3.アクセス分析ができる
4.権限譲渡ができる
5.最新情報を発信できる
6.無料で利用できる
また重要なポイントとして、どちらもSEOに相関性があるという共通点があります。
Yahoo!プレイスやGoogleビジネスプロフィールに登録したからといって必ずしもSEOの順位が上がるといった直接的な影響はありませんが、SEO対策ができているホームページがある店舗のYahoo!プレイスやGoogleビジネスプロフィールの表示順位は高くなる傾向にあります。また、逆も然りで、Yahoo!やGoogleで店舗情報が評価されるとローカル検索でのサイトの表示順位が上昇する傾向があります。
ウェブ上で総合的に評価されるためには様々なサイトで正しく統一された情報をたくさん発信することが大切です。
相違点
続いてYahoo!プレイスとGoogleビジネスプロフィールの違いを登録方法と機能的に分けてご紹介します。
登録方法
① 登録サイト
GoogleビジネスプロフィールはGoogleビジネスプロフィールが表示されるGoogleマップとGoogle検索から直接編集することが可能ですが、Yahoo!プレイスはYahoo!ロコなどの店舗情報が表示されるサイトから直接情報を登録・編集することはできず、公式ホームページの専用登録申請リンクから店舗登録・編集する必要があります。
② 認証方法
登録に必要な認証方法としてGoogleビジネスプロフィールは自動音声の電話またははがきという2つの方法がありますが、Yahoo!プレイスは電話番号認証のみでYahoo!プレイスの担当者からの電話にオーナーが必ず対応する必要があります。
機能面
① 登録情報の詳細さ
Yahoo!プレイスはよりこまめな情報入力が可能です。特にキャッチコピー、SNSアカウント、席数、平均予算、取り扱いブランド(美容)などGoogleビジネスプロフィールでは登録できない詳細情報が登録できます。
②店舗名の修正の難易度
情報編集の機能で基本的な情報の編集は可能ですが、店舗名の修正はGoogleビジネスプロフィールでは管理画面から気軽に操作できる反面、Yahoo!プレイスでは変更が難しく、問い合わせする必要があります。
※Yahoo!プレイスで店舗名の修正を行う場合は問い合わせから行ってください。
③連動できるサイト
Google ビジネスプロフィールでは投稿の詳細や予約情報にサイトのリンクを記載することはできますが、連動はすることできません。
一方でYahoo!プレイスではYahoo!検索、Yahoo!ロコ、Yahoo!MAP、PayPay グルメとの連動が可能です。
最近ではLINE PLACE との連動も可能になり、カフェやレストランなどの飲食カテゴリのみではありますが、LINE PLACE に登録された口コミが「Yahoo!地図」「Yahoo!ロコ」「PayPay グルメ」の各サービスの「クチコミ」に表示されるようになりました。LINE PLACE を使用されている店舗様はYahoo!プレイスを登録することでより多くのユーザーに情報発信ができるようになります。
利用者の属性
Google ビジネスプロフィールは主に10 代から40 代が使用する半面、Yahoo!プレイスは40 代以降の中層の方々が多く使われているといわれてい
ます。
40 代以降の方を主なターゲットとする整体・整骨などの業種の方はYahoo!プレイスを登録してアピールしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
Yahoo!プレイスはYahoo!JAPANが展開する多様なサービスの情報を一括で登録・管理できる入稿ツールで、Yahoo!を利用している約8400万人にアプローチするには必須のツールです。
ぜひYahoo!プレイスに登録して活用しましょう。
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