MEO対策するときに大切になるのが、どのキーワードで検索されたときに上位表示を狙うのかという対策キーワード設定です。
自分で対策するときも、会社に依頼するときも対策キーワードを設定する必要があり、このキーワード設定がGoogleビジネスプロフィールからの集客の結果を左右すると言っても過言ではありません。
ここでは、そんな大切な対策キーワードを決める際のポイントをご紹介します。
ビッグワードとスモールワード
明確な境界線はありませんが、検索キーワードには大きく分けてビッグワードとスモールワードに分類することができます。
ビッグワード
MEOでいうビッグワードとは、「渋谷 イタリアン」「新橋 居酒屋」といったローカル検索「地域+サービス名(業種)」の検索数が多いメジャーなキーワードを指します。
多くの人が調べるキーワードなので、ビッグワードで表示することができたら多くのコンバージョンを獲得できる強力な集客ツールになります。
スモールワード
スモールワードとは、「渋谷 イタリアン おしゃれ」「新橋 居酒屋 安い」など、いくつかのキーワードを複合的に組み合わせたキーワードを指します。
MEO対策するならスモールワード!
- すでにスモールワードで上位表示ができている場合
- 競合が少なくビッグワードで検索しても2ページ以内に収まる場合
この2点のどちらにも“当てはまらない”場合は、スモールワードでの上位表示を目標に対策することをおすすめします。
理由①上位表示しやすい
集客が見込めるビッグワードでの上位表示は競合数が多く、高い水準での勝負が要求されるのに対し、スモールワードは検索数が下がるものの、競合数が少ない分上位表示できる可能性が格段と高まります。
Googleは距離・視認性の高さ・関連性が表示順位を決める三大要素と公表しており、ビッグワードで検索した際は、知名度が高い大手チェーン店や有名店が表示されやすいため、その他のビジネスでは上位表示するのがかなり厳しいと言えます。
スモールワードで検索した際は、より細かい条件に対して関連性が高い店舗が上位表示されるので、スモールワードで対策することでGoogleに評価される可能性が高まります。
理由②ターゲティングができ、来店につながりやすい
スモールワードで検索する人は目的が明確であることが多く、スモールワードで対策することでニーズがある潜在顧客にピンポイントでアピールすることができるので、その顧客がGoogleビジネスプロフィールを見たときに来店につながりやすいという特徴があります。
たとえば、渋谷で高級イタリアンを提供している店舗がビッグワードの「渋谷 イタリアン」で対策をして仮に上位表示できていたとしても、安い値段でイタリアンを食べたいと考えている人やカジュアルな雰囲気のお店を探している人は、来店する可能性が低いでしょう。
しかし、「渋谷 イタリアン デート」等で対策をして上位表示することによって、値段は気にせず素敵な雰囲気で美味しい料理を食べたい人に対して、ピンポイントで店舗情報を伝えることができ、来店につながる可能性も高いと考えられます。
理由③ビッグワードでの対策にも有効
スモールワードにはビッグワードが含まれていることが多く、スモールワードの対策がビッグワードでの表示順位を上げるのにも有効であることが多いです。
将来的にビッグワードでの上位表示を狙っていくためにもスモールワードから対策を始め、内容を徐々に充実させていくのが効果的です。
ビッグワード | スモールワード | |
メリット | 検索数が多く、上位表示ができれば集客面で強力 | 上位表示がしやすく、成果につながりやすい |
デメリット | 競争が激しく、大手チェーン店や有名店でないと上位表示が難しい | 検索数が少ない |
対策キーワードの決め方
スモールワードの対策キーワードの決め方ですが、「地域+業種+α」で構成されていることが多いです。
+αの部分については、ビジネスのサービスやシチュエーション、特徴などにするといいでしょう。
商品・サービス | シチュエーション | 特徴 | |
飲食 |
料理名など |
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美容院 |
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歯科 |
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治療院 |
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まとめ
いかがでしたか?検索キーワードは大きく分けて2つに分かれます。
一つは、検索数の多い「地域+業種」といったメジャーなキーワードを指すのがビッグワード。
もう一つは、「地域+業種」にさらに細分化したキーワードを付け足した検索数の少ないキーワードを指すのがスモールワード。
MEO対策をするなら、スモールワードで対策すると効率的に上位表示と集客を見込むことができます。
ビッグワードは、大手チェーン店や有名店が知名度が高いため上位に来やすく、対策をしてもメジャーな店舗よりも上位に表示される可能性が非常に低いです。
スモールワードには、ビッグワードのキーワードが含まれていることも多いので、ビッグワードを集中的に対策するよりも効率が良く、さらにニーズがある潜在顧客にピンポイントでアピールすることができます。
この記事を参考に、自身のビジネスがどのようなスモールワードで対策すればいいか見極め、対策を進めていきましょう。
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