【2026年9月版】クチコミ管理・促進ツール7選|料金と機能を公式情報から比較

クチコミ管理・促進ツール7選の比較記事アイキャッチ。料金・複数店舗管理・AI返信の違いを比較する内容を示す図

クチコミ対応は、新しい投稿を確認し、内容に応じて返信を考える必要があります。日々の店舗業務と並行して行うため、対応が後回しになり、未返信が溜まってしまうことがあります。複数店舗を運営している場合は更に、店舗ごとに管理画面を開いて確認する手間が加わります。この手間を減らす製品がクチコミ管理ツールです。ただし製品ごとにできることは違います。2026年9月に編集部で7製品の公式サイトを確認し、条件別に整理しました。気になる項目から、比較の参考にしてみてください。

この記事を運営する株式会社H2Technologyは、MEOツール「Mappy+」とクチコミ促進サービス「口コミONE」を提供していますが、どちらも比較表には含めていません。Mappy+は総合的なMEOツールのため、複数の他社製品と比較した別記事(法人向けMEOツール比較)で扱っています。
この記事で分かること

  • クチコミ管理・促進ツール7製品を、複数店舗管理・AI返信・促進の仕組み・料金の同じ項目で比較できる表
  • クチコミを増やす施策のうち、Googleの公式ポリシーに触れる可能性がある仕組みとその見分け方
  • 自分で運用するか、代行を頼むかの判断基準

クチコミ管理ツールとは

Googleビジネスプロフィールなどに投稿されたクチコミの確認・返信・分析を、1つの画面でまとめて行うための製品を、本記事ではクチコミ管理ツールと呼びます。「クチコミ促進ツール」「レビュー促進ツール」という呼び方もありますが、これは重心の違いによる呼び分けにすぎません。実際の製品は、SMSやQRコードで投稿を依頼する促進機能と、届いたクチコミの確認・返信・分析を行う管理機能の両方を、1つの製品でまとめて提供しているケースがほとんどです。

Googleビジネスプロフィールのクチコミ画面。星評価の内訳・クチコミ件数と、実際のクチコミ本文の例(店舗名・投稿者名はマスク済み)
クチコミ管理ツールは、こうした画面に並ぶクチコミの確認・返信・分析をまとめて行うための製品です。
AIに選ばれるお店になっていますか?

クチコミ管理ツールの比較表

2026年9月に7製品の公式情報から検証しました。書かれていない項目は「記載なし」としています。提供会社名は正式名称で統一しています。

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料金

月額だけを見て決めると、契約期間や前提条件で想定より高くつくことがあります。料金・契約期間は上の表のチェックボックスでも確認できます。

Gyro-n Reviewは単体で契約できません。「Gyro-n MEO」への加入が別途必要と明記されており、実際の総額は1,000円ではなく、Gyro-n MEOの月額(1,500円〜)と合わせた金額になります。既にGyro-n MEOを契約している店舗にとっては追加コストが小さくなりますが、これから契約する場合は総額で比較する必要があります。なお、法人向けのMEOツール全般として「Gyro-n MEO」を比較した記事は別にあり、本記事のGyro-n Reviewとは別の製品です。

HOSHITORNとSurvey Primeは、料金をどこにも公開していません。公式サイトのほか、BOXIL・digi-madoといった第三者の掲載ページでも確認しましたが、記載はありませんでした。

契約期間・解約条件も製品によって差があります。口コミPLUSは1年、MEO CHEKI REVIEW byGMOは12ヶ月の契約期間が明記されています。マイビジレビューは6ヶ月ごとの更新制で、解約には90日前までの通知が必要です。残り4製品は、契約期間・解約条件についての具体的な記載がありませんでした。

促進機能でSMSを送る場合、送信料が別途かかる製品もあります。Gyro-n Reviewは1通20円(100通単位でのチャージ制)で、送信件数が増えるほど月額以外のコストが積み上がります。

導入実績を具体的な数字で公開しているのは、7製品のうちHOSHITORNのみです。公式サイトに「登録35,000店舗突破」と明記されています。他の6製品には、導入店舗数・導入実績を示す数字の記載がありませんでした。

自分で操作する製品と、代行を頼める製品の違い

7製品とも基本は自社での操作を前提にしていますが、サポートの範囲には差があります。口コミPLUSの月10,000円はツールの利用料金のみで、投稿や返信は店舗側が行う仕様です。サポートを含めるには上位プランの契約が必要と明記されています。マイビジレビューも、ベーシックプラン(9,980円/月)で「システム操作代行」を選べると案内されています。

HOSHITORNは、クチコミへの返信そのものを代行するサポートを別途案内しています。担当者を置けず自社での運用が難しい場合は、こうした代行の有無も比較材料になります。口コミPLUSのFAQでは、判断基準として「毎日ログインする人を1人決められるか」を挙げています。担当者を決められるかは、代行の要不要を切り分ける目安になります。

複数店舗のクチコミ管理

この手間の大きさは、製品によって差があります。口コミPLUSとHOSHITORNは「店舗数の上限がない」と明記しています。MEO CHEKI REVIEW byGMOも「多店舗向けの管理機能」に対応すると書かれています。Survey Primeは追加料金がかかりますが、店舗数の制限はありません。

Gyro-n Review・マイビジレビュー・Voiceの3製品は、複数店舗管理そのものについての具体的な記載がありません。Voiceは「1店舗につき1ヶ月配信」という料金表記のみで、複数店舗契約についての記載はありませんでした。

AIによる自動返信の違い

「AI返信」をうたう製品でも、中身は同じではありません。口コミPLUS・MEO CHEKI REVIEW byGMO・Gyro-n Reviewの3製品は、AIがクチコミの内容を読んで返信文を生成すると説明しています。口コミPLUSとGyro-n Reviewは「下書きを確認してから公開する」という工程が明記されていますが、MEO CHEKI REVIEW byGMOには「AIが返信してくれます」とあるのみで、公開前に確認する工程についての記載はありません。

一方、マイビジレビューとHOSHITORNは、AIによる文章生成ではなく、事前に用意したテンプレートを評価別に割り当てる半自動の仕組みです。Survey PrimeとVoiceは、返信機能そのものの記載がありませんでした。

Googleは「顧客は、誠実で役に立つ返信を好みますが、長すぎる返信は読む気をなくす可能性があります」と説明しています。否定的なクチコミへの対応では、プライバシーを保護して個人的な攻撃を避け、誠実に対応して制限事項を説明することが挙げられています(クチコミに対して効果的な返信を書くためのヒント)。実際の返信文の例はGoogleビジネスプロフィールの口コミに対する返信例15選にまとめています。

クチコミを分析してできること

返信や促進だけでなく、溜まったクチコミを分析する方法として、数値で把握したい場合もあります。MEO CHEKI REVIEW byGMOは「クチコミ獲得目標や実数値を管理画面で管理可能」というKPI機能を持っています。Gyro-n Reviewも、評価の偏りや返信状況をひと目で把握できるとしています。HOSHITORNは、口コミ投稿文をAIで解析し、低評価の原因をミエルカする機能を挙げています。

口コミPLUS・マイビジレビュー・Survey Prime・Voiceの4製品には、分析・レポートに関する具体的な機能の記載がありませんでした。件数の推移や評価の傾向を数値で追いたい場合は、この項目を優先条件にするとよいでしょう。

クチコミを増やす施策で確認しておきたいこと

SMSやQRコードで来店客にアンケートを送り、そこから投稿に繋げる仕組みは珍しくありません。ただし、この仕組みの作り方によっては、Googleの公式ポリシーに触れる場合があります。

Googleは、禁止または制限されているコンテンツとして次のように説明しています(禁止または制限されているコンテンツ)。

顧客からの否定的なクチコミの投稿を妨げたり禁止したり、肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為

つまり、満足度で顧客を振り分け、評価の高い人だけをGoogleへの投稿に案内する仕組みは、この記載に該当しうるということです。一方、Googleは「クチコミを投稿してもらうために、Googleリンクにアクセスするか、QRコードをスキャンするようユーザーに依頼できます」とも説明しており(クチコミを増やすためのヒント)、全員に同じ依頼をする形のQRコードやリンクの利用そのものは問題になりません。

今回比較した7製品のうち、マイビジレビューとSurvey Primeの2製品は、満足度で投稿先を振り分ける仕組みが明記されています。マイビジレビューは「おすすめできますか」への回答が「いいえ」の場合に投稿へ案内しない仕様、Survey Primeは基準より高い評価の場合のみGoogleの投稿画面へのリンクを表示する仕様です。一方、口コミPLUSのFAQには「評価によって案内先を変えること(レビューゲーティング)はGoogleのポリシー違反で、発覚すると口コミが一括削除されます」とあり、この理由から機能として用意していないと明記されていました。この記事の運営元が提供する「口コミONE」も、満足度に応じて案内先を振り分ける仕組みが公式に説明されており、マイビジレビューやSurvey Primeと同じ仕組みに該当するため、比較対象から外しています。

よくある質問

クチコミ管理ツールとクチコミ促進ツールは何が違いますか

呼び方の違いであり、明確に分かれているわけではありません。管理(確認・返信・分析)に重心を置いた呼び方が「クチコミ管理ツール」、クチコミを増やすことに重心を置いた呼び方が「クチコミ促進ツール」で、実際の製品は両方の機能を兼ねていることが多くあります。

無料で使えるクチコミ管理ツールはありますか

今回比較した7製品には、無料プランの明記はありませんでした。Survey Primeは初期費用が無料で、口コミPLUSは初期費用なしで月額のみです。

高評価のクチコミだけを集めても問題ありませんか

Googleの公式ヘルプには「肯定的なクチコミを選択的に募ったりする行為」が禁止または制限されているコンテンツとして記載されています。今回比較した7製品のうち、マイビジレビューとSurvey Primeは、満足度によって投稿先を振り分ける仕組みを明記しています。全員に同じ依頼をするQRコードやリンクの利用自体は問題になりません。

AIによるクチコミ返信は、そのまま公開してよいですか

今回比較した7製品のうち、AIによる返信文生成を明記しているのは口コミPLUS・MEO CHEKI REVIEW byGMO・Gyro-n Reviewの3製品です。口コミPLUSとGyro-n Reviewは下書きを確認してから公開する工程が明記されていますが、MEO CHEKI REVIEW byGMOにはその工程の記載がありません。

複数店舗を運営していますが、対応できますか

口コミPLUS・HOSHITORN・Survey Primeは店舗数の上限がないと明記しています。MEO CHEKI REVIEW byGMOも多店舗向けの管理機能を持っています。Gyro-n Review・マイビジレビュー・Voiceは複数店舗管理についての具体的な記載がありません。

まとめ

クチコミ管理・促進ツールを7製品比較しました。Gyro-n ReviewはGyro-n MEOへの加入が前提になっており、単体の月額だけでは総額を見誤ります。AIによる返信文生成を明記しているのは3製品のみで、残りはテンプレートによる半自動対応か記載なしでした。

促進機能を持つ製品を選ぶ時は、料金や使いやすさより先に、満足度で投稿先を振り分ける仕組みが無いかを確認しておくと安心です。この仕組みは製品の良し悪しではなく、Google公式ポリシーとの適合性の問題だからです。

総合的なMEO対策まで含めて検討したい場合は、法人向けMEOツール比較の記事もあわせて確認してください。

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